情報は「分ける」よりも「繋げる」ことで、もっと活き活きしてくる

私たちは子供の頃から「片付けなさい」「整理しなさい」と言われて育ちますよね。

確かに、バラバラなものを種類ごとに分け整理すると、使いたい時にすぐ出せるという便利さはあります。しかし、情報の扱いにおいて「分ける」ことだけに集中しすぎると、実は大切な価値を見失ってしまうことがあるんです。

今回は、AIとロボティクスの融合を目指す私たちが大切にしている、「情報を繋げる」という考え方の魔法についてお伝えします。

フォルダ管理が情報を「眠らせてしまう」理由

結論から言うと、情報は「どこにしまうか(分類)」よりも「何と結びつけるか(接続)」を意識したほうが、圧倒的に活き活きと使いこなせるようになります。

分類することの落とし穴

毎日届くメールや資料を、フォルダへ細かく分けて安心していませんか? 

丁寧に分けた情報ほど、その後なかなか出番を迎えられず、そのまま忘れ去られてしまう……。そんな経験、私たちもよくあります。

情報を「人の名前」「プロジェクト」「仕事」「趣味」といったフォルダに分けすぎることは、情報同士の間に壁を作ってしまうことでもあります。

これを私たちは「情報の孤立」と呼んでいます。フォルダの奥に閉じ込められた情報は、自分から探しに行かない限り、再会するきっかけを失い「眠った状態」になってしまうのです。

私たちの脳は「繋がり」の天才

なぜ、分けるよりも繋げる方が良いのでしょうか。その理由は、私たちの脳の仕組みに隠されています。

脳はネットワークで考えている

人間の脳は、情報を「箱」に入れて保存するようにはできていません。膨大な数の神経細胞が互いに手をつなぎ合い、巨大な「ネットワーク」を作ることで、記憶や思考を形作っています。

新しいことを知ったとき、脳はそれを単独で覚えるのではなく、すでに知っていることと結びつけることで自分のものにしていきます。
この「情報の繋がり」こそが、新しいアイデアや深い理解を生む源泉なのです。

今日からできる「繋げる」習慣

では、具体的にどうすれば情報を繋げられるのでしょうか。今日から、新しい情報に触れたときの習慣を少しだけ変えてみませんか?

「どこに置くか」から「何と繋がるか」へ

これまでは「これはどのカテゴリかな?」と考えていたところを、「この情報は、自分の知っているあのことと、どこかで繋がっているかな?」と、自分自身にそっと問いかけてみてください。

情報を「点」として箱に詰めるのではなく、「線」で結んでネットワークを広げていくイメージです。この習慣が身につくと、過去の何気ないメモが、今の悩みを解決する意外なヒントに変わる瞬間が増えていきます。

こうした繋がりの管理には、情報の繋がりを視覚化できる「Obsidian(オブシディアン)」のようなツールを使うのもおすすめです。これについては、また別の機会に詳しくご紹介しますね。

小さな「糸」を引いてみよう

完璧に整理しようとしなくて大丈夫です。まずは、今日目にしたニュースを一つ選んで、「自分の好きなこと」と無理やり結びつけて考えてみる遊びから始めてみませんか?

「この技術は、私の趣味の料理に活かせるかも!」といった小さなひらめきが、あなたの情報を活き活きと輝かせてくれるはずです。

私たちと一緒に、情報を繋いで新しい未来を育てていきましょう。

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